昭和25年 (1950)卒業
2010 年 7 月 29 日
第4回国体県予選 |
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9/3 | 西陵 | 6-37 | 岡崎高 |
第29回全国大会県予選 | |||
10/16 | 西陵 | 44-0 | 蒲郡高 |
10/23 | 西陵 | 11-17 | 一師予科 |
この年から学校制度が改革され、公立高校に小学校区制が施行された。西区には名西高等学校と西陵高等学校が新設された。
4月、各地の学校に在学していた高校生がそれぞれの学区の高校に転校を余技なくされた。松陰高校(旧中川中)のラグビー部に居た吉田清、川崎道夫らと旭丘高校(旧愛知一中)のラグビー部に居た幅英雄、三上宏らの2年生が中心となって、3年生の久野(旧姓大橋)渉、大橋一夫、入谷潤、1年生の鹿嶋照之、藤井健三、瀧上茂らと話し合い、本校にラグビー部を創立した。
その夏休みに愛知県ラグビーフットボール協会にコーチの派遣をお願いした。昭和44年、日本選手権で初優勝したトヨタ自動車ラグビー部の土台を造られた若き日の秋本正太郎さんがおいでになった。西陵にとって初めてのコーチとして、短期間であったがご指導を頂いた。そのトヨタ自動車が日本一に輝いた時、フィフティーンのロックで活躍したのが西陵ラグビー部OB12期の安藤勝彦であったのも奇しき縁であろう。
この夏休みの練習を見守っておられた剣道部の横地孝彦先生が剣道の厳しさに通ずるラグビーに興味を持たれ、頼りないがひたむきに取り組んでいる我々に同情して下さった。以後25年間、我がラグビー部の面倒をみられることになった。ご縁に深く感謝をしたい。